このページで習得できることライブ配信ソフト側の下準備について知ることができます。
配信ソフト側での事前設定についてご案内します。本サイトではOBSを例に解説します。
3.1 OBSの起動・初回設定
OBSを起動します。
本ケースでは、配信ソフト側で画面構成を作る必要がありますが、OBSでは”シーン”で画面構成を作ることが可能です。
[+] ① を押し、シーン名を入力の上[OK] ② をクリックします。
3.2 映像ソースの追加
- 先ほど作成したシーンにカメラの映像ソースを追加します。
ソース欄の[+] ① を押し、映像キャプチャデバイス ② を選択します。
分かりやすい名前を付け、[OK] ③ を押してください。
デバイスのプルダウン ④ から映像ソース(Webカメラを繋いでいる場合はWebカメラ)を選択し、[OK] ⑤ を押してください。 - 映像ソースの追加が完了しました。追加したソースは任意のサイズにリサイズすることが可能です。今回はカメラ映像のみを配信する想定ですので、画面内で最大化します。
追加された映像ソースを右クリックし、変換 ① 、画面に合わせる ② を選択します。 - こちらで映像ソースの準備が完了しました。
補足:汎用例
今回はシンプルにカメラ映像のみを配信するケースをご紹介しましたが、
セミナー汎用例として、以下のような様々な形式で画面を構成することが可能です。
- ①:資料を大きく表示・講師を小さくワイプで表示する
- ②:①の逆パターン
- ③:グリーンバックを使い、資料に講師をかぶせる
- ④:複数の映像ソースを並べる
3.3 配信設定
※今回設定する項目は必要最低限の設定となります。また画質や解像度については汎用的な推奨値をご案内しております。細かい設定に関しましては各配信ソフトや映像の内容により異なりますので、ご注意ください。
- 右下の[設定]ボタンを押します。
- 配信 ① > 「サービス」のプルダウンから[カスタム] ② をクリックします。
サーバー・ストリームキー ③ にStep2.の管理画面から取得した配信用の[URL]と[Stream]をそれぞれ入力します。 - 出力 ① をクリックし、映像ビットレート ② を1,000、音声ビットレート ③ を96に変更します。
- 映像 ① をクリックし、出力(スケーリング)解像度 ② を1280×720に変更し、[OK]をクリックします。
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